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【2024年1月】株式会社ニフコ -アンケートで見えてきた電池レスセンサーの関心度 -
展示の概要
令和6年1月9日から31日までの約1ヶ月間、HANEDA×PiOのPiO PARK内ショーケーシングエリアにて、株式会社ニフコ(ゾーンK207)による展示が実施されました。
本展示では、同社が取り組む「電池が要らないセンサー技術」に関する事例紹介をテーマにし、来場者が展示を見学した後、体験や製品理解に関するアンケートに回答していただく構成としました。
また、ブースでは、前年度に弊社が制作した株式会社ニフコの紹介動画を常時放映したところ、来場者へのアイキャッチとして機能し、自然な導線での立ち寄りを促す工夫ができました。
(展示エリア)
展示の様子と取り組み
今回の展示では、単に製品や技術を紹介するだけでなく、来場者の関心や反応を可視化することに重点を置き、アンケート調査を通じてニーズの把握を図る構成としました。
設問は、「来場者の所在地」と「電池交換に対する印象」に関する2項目で、以下の回答を得ました。
●Q1:本日はどこからお越しですか?
・大田区内からの来場者数:101名
・その他の地域からの来場者数: 195名
●Q2:電池の交換を面倒だと思ったことはありますか?
・「面倒だと思う」: 185名
・「思ったことがない」:51名
回答からは、約8割の来場者が「電池交換を面倒に感じている」との結果が得られ、電池レスセンサーの潜在的ニーズを改めて認識する機会となりました。
(展示の様子)
今後に向けて
株式会社ニフコの担当者からは、「11月後半の展示に続いてアンケートを実施した結果、電池交換への関心が高いことが改めて確認でき、大きな収穫だった」との報告がありました。
また、同社は現在、エンオーシャンアライアンスにおいてプロモーターの立場を担っており、今後は他の参加企業と連携した共同展示を検討していくとの方針が示されました。
PiO PARKでのショーケーシングを通じて、技術の魅力を体感的に伝えるだけでなく、実際の反応や声を収集することにより、さらなる普及・認知拡大へのステップが形になりつつあります。
今後も出展企業と連携し、来場者との接点を活かした展示手法の検討を重ねてまいります。
<株式が社ニフコ>
K207では電池がいらないセンサーを使ったデバイスやソリューションの展示をしています。様々な企業様と協業して、サービスなどを構築していきます。ご興味ありましたら、ご連絡いただけますと幸いです。
(企業紹介動画)