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【2023年11月】株式会社ニフコ -電池の要らないセンサーの魅力を伝える体験型展示-
展示の概要
令和5年11月9日から30日までの約1ヶ月間、HANEDA×PiOのPiO PARK内ショーケーシングエリアにて、株式会社ニフコ(ゾーンK207)による展示が実施されました。
今回の展示では、同社が取り組む「電池の要らないセンサー技術」をテーマに、来場者が実際に操作体験できる仕掛けを取り入れ、技術の特徴を“触れて”“動かして”体感できる展示構成としました。
また、企業の取り組みをより深く伝えるため、前年度に制作した企業紹介動画の放映も行い、視覚的な訴求による情報発信を行いました。
(展示エリア/前半の様子)
展示の様子と工夫
展示は前半期と後半期の2回にわたって行われ、後半ではコンテンツを増やし、展示構成に工夫を加えることで、来場者との接点をさらに広げました。
●前半(11月9日~17日)
センサー操作の体験に特化した展示を実施。
来場者が実際に機器を操作することで、電池不要で動作する技術の魅力を直感的に理解できる構成としました。
(前半の展示の様子)
●後半(11月20日~30日)
前半の展示に加え、操作体験人数をカウントする仕組みを導入。
体験者数の可視化によって、展示の効果測定や来場者の行動分析にも活用されました。
(後半の展示の様子)
また、前半・後半を通じて、展示ブースでは弊社が前年度に制作した株式会社ニフコの紹介動画を常時放映しました。
この動画は、通行する来場者の足を止める“アイキャッチ”として機能し、企業の取り組みに興味を持ってもらうきっかけづくりとして効果的に活用されました。
操作体験の実施結果について
展示期間を通じて得られた操作体験者数は582名にぼり、特にPiO PARK X(11月18日、19日開催)の2日間には550名がセンサーの操作を体験しました。
株式会社ニフコの担当者からは、以下のような声が寄せられています。
「2日間で550名もの方に操作体験していただけたのは、東京ビッグサイトのような大規模展示会でも達成が難しい成果であり、大きな収穫となった」
また、同社はエンオーシャンアライアンスのプロモーター企業として、今後はグループ会社との連携展示を行いたいという展望を示しており、PiO PARKが技術発信のハブとして果たす役割の可能性がさらに広がることが期待されます。
今後に向けて
今回の展示を通じて、来場者にとって“体験できる”展示が高い訴求力を持つことが再認識されました。
操作体験や持ち帰り可能な展示物があることで、展示への関心や滞在時間が増加する傾向が見られ、効果測定の手法としても有効であることが確認されました。
HANEDA×PiOでは今後も、出展企業と協働しながら、来場者にとって魅力的で、企業の技術や取り組みが的確に伝わる展示の場づくりを継続してまいります。
<株式会社ニフコ>
K207では電池がいらないセンサーを使ったデバイスやソリューションの展示をしています。様々な企業様と協業して、サービスなどを構築していきます。ご興味ありましたら、ご連絡いただけますと幸いです。
(企業紹介動画)